お薬先日コロナにかかってから、車酔いのようなめまいが続いていたわけですが、ちっとも治る気配がないのでついに耳鼻科を受診しました。検査してもらったらメニエール病とかではないものの、はっきりした原因は不明。ストレスとか自律神経の不調によるものか…とのことで、とりあえずめまいを抑える薬をもらいました。

また薬生活か~。
そもそも低血圧で貧血気味で車酔い体質の上、○年期だしこの半年ほどの間に急激にストレスの種が増えたし…そこへコロナと来たもんだから、ダメージも大きかったんでしょうね。

仕事では仕方なくPCを使っていますが、家ではPC自体を開くのが怖くて、書類や領収書が溜まるのを横目に、なんとなく何もせずに過ごしていました。
薬を飲み始めて改善したか…というと、よくわからない。大丈夫な時もあれば、ただ座ってるだけとか普通に歩いて買い物に行っている間に目が回って吐き気がしてくるので、その日の体調にもよるのかな。薬の副作用という可能性もあるし…(◞‸◟)

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タブレットで動画を見る分には大丈夫だったので、写真整理などしながら「2022ハイデル宴会」をほぼ生で見た。


公開されるのは何だろう。新職か…新地域か…アトラクシオンの続報か…?どれも今の自分には縁がないけどね、と思っていたら、しょっぱなから予想のナナメ上を行く新コンテンツ「Abyss One:マグヌス」の発表。
[GMノート] Abyss One:マグヌス

※調べたところ、Magnusとは、ラテン語で「巨大な」「偉大な」を意味する形容詞だそうですね。
ちなみに"The Elder Scrolls V: Skyrim"には"The Staff of Magnus"というアイテムが存在しているようで、こちらは「マグナスの杖」と訳されていますね。英語からの翻訳なので英語の発音に従ったんでしょう。言語によって「マグヌス」とローマ字読みの所も多いし、今回動画では「マグヌス」と発音されてましたね。日本語の音声的にはちょっとマヌケな感じですが(^^;)


冒頭に流れた映像は、どうやら8月にサービス終了した「シャドウアリーナ」内で流れた映像らしい。中途半端に『FF14』を知る私は「えっ!?ダラガブ!? 旧14!?」なんてトンチンカンなツッコミをしてしまったが…およそ『黒い砂漠』らしくない、SF的なデザインの映像が流れる。
だが、その後のジェヒさんの解説や映像を見て、そうか、そうなのか…!と衝撃を受けた。
その時思わずつぶやいてしまったのだ。

思いのほか、いいねやコメント、リツイートをいただいた。

そう、これは、亜空間「アビス」に通じる「マグヌス」というゲートを利用した、ファストトラベルの実装だったのだ。
私がこのブログで挙げた『黒い砂漠』の大きな特徴の一つが、ファストトラベルがない、というものだった。
広大な世界を馬や船を使って旅をする…私は移動も『黒い砂漠』のプレイの一つと考えて、そのスタイルを愛してきた。だからこそ、モバイル版を触った時、大地や海を駆けるオープンワールドではないことを、とても『黒い砂漠』らしくないと感じたものだった。

もし世界を素早く行き来できるようになったら、この世界はどうなるのだろう?
豊富なクラスを用意し、複数キャラを育てて配置させる事や、高速移動のための駿馬や幻想馬育成は?
ただでさえテコ入れが必要とされてきた貿易コンテンツは?

これまで砂漠で当たり前としてきた遊び方が大きく変わるかもしれない。

パールアビスの決断は、仕方のないことだろうと、理解はできる。
移動に時間がかかってしまうことに不満を持つプレイヤーも多いのは事実だからだ。開発側も問題視していたことは、これまでの宴会などでも語られていた。

昔と違って、ゲームのライバルは他のゲームだけではない。『FF14』の吉田プロデューサーもとあるインタビューで、コンテンツ産業全体が客の限られた時間の奪い合いをしていると語っている。
※「ゲーム愛が尋常じゃない集団。リスペクトしかない」 スクウェア・エニックス吉田直樹さんが背中を追いかける業界の巨人
ゲームの将来を考える上で、どのように「時間」を使わせ満足させるかは、考慮すべき大切なポイントなのだ。

恐らく2019年冬のカルフェオン宴会で発表された新大陸「朝の国」の開発を決定した段階では、開発が始まっていたのだろう。
ずっとファストトラベルのなかった『黒い砂漠』に、どうすればできるだけ世界観を壊さずに実装できるのか。その試行錯誤の結果が、この形だったのかもしれない。
魔法やSF的な単純な転送移動ではなく、どこか昔話的ともいえる、穴から通じる異空間であるところが、かろうじて『黒い砂漠』的、とも思える。動画の中では、「事象の地平線」を越えた世界、とかっこよく説明されていたが…。
この考え方によって、宴会冒頭の映像のように、実は『シャドウアリーナ』が「マグヌス」を通じてつながる『黒い砂漠』とは別の時間・空間を持つ世界「アビス」の一つだった、という説明ができたわけだ。

確かにこの方法なら、ファストトラベルのみならず、今後、様々なミニコンテンツを気軽に追加することも可能だろう。何しろ時空間が異なる設定だから、リアルな『黒い砂漠』の世界観では表現しづらかった、どんな環境も実装できる。
これまでIDなどのインスタンス空間を可能な限り拒否してきたが、狩場を占有したい問題はマルニの密室というインスタンス空間で対応し、エルビアchが足りない問題、カーンがPKに妨害される問題も結局、インスタンス空間を利用するしかない状況になってきている。
しかし「マグヌス」の設定を使えば、それこそ、ID的なソロダンジョンや、コラボ系コンテンツなども思いのままだ。既存コンテンツに飽きたプレイヤーに、ゲームの世界観を超えて簡単に新しい遊び場を提供できるだろう。…もっとも、開発元にどれだけのアイデアと力があるかは不明だが。

ただ…私には、なんとなく、足元の地面が揺らいだ感じがしないでもなかった。
元々、『黒い砂漠』は、世界に名前がない。…つまり、他のゲームでは…例えば『FF14』なら惑星ハイデリンのエオルゼア地方だったり、『PSO2』なら「惑星ハルファ」、『ELYON』ならハース大陸、とプレイヤーが活動する世界には必ずと言っていいほど名前がある。
しかし『黒い砂漠』ではただ「黒い砂漠の世界」「黒い砂漠ワールド」などと称されているだけで、いったいこの世界が惑星なのか、それともただの異世界として存在するのか不明である。大陸にすら名前がないのだ。
闇の精霊は宇宙からやってきた。だから恐らく宇宙のとある惑星ではあるのだろうが…。
「アビス」の存在はその元々「不安定な」世界に全く別の世界をくっつけてしまった。
おかげで、何やらとんでもなく世界観が揺らぎ始めたような気がするのは…私だけだろうか。

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何かそわそわした気分が抑えられず、夜、久しぶりにログインしました。
始めはキャラを動かしたりカメラを振ったりすると、やはりこの間のように頭がくらくらするような、目が回りそうな感じがしました。やはりまだ激しい動きは難しいのかな…どのみち今はちゃんとプレイするつもりはありませんが…
プレゼントの衣装箱より

せっかくなので、宴会で出たクーポンコードを入力し、とりあえずすぐ倉庫に入れられるアイテムを入手。衣装箱を誰に渡すか、パール商店で試着を見つつ、キャラを切り替えながらそれだけで1時間ぐらい経ってしまいました。
その後…例の井戸を見に行き…


ハイデルに移動(もちろん馬でねw)。紅葉がきれいでした。
2022-09-25_ハイデルの噴水にて00
2022-09-25_ハイデルの噴水にて01
2022-09-25_ハイデルの噴水にて02

噴水のそばに座り、写真を撮ったり、楽団の演奏を聞きながらぼーっとしていると突然、話しかけられました。
2022-09-25_ハイデルの噴水にて03

SS撮られていたんですか?など雑談から始まりましたが、黒い砂漠内で話しかけられる…と言えば…やっぱりギルドの勧誘でした(笑)残念。 いまの私はギルドタグがついてなかったからですね。
でもなんだか久しぶりにゲーム内で人と話したので、ちょっぴり楽しかったですね(^^)

そして、やはり、帰りたい世界だな、と改めて思いました。
たとえ足元が揺らごうとも。この美しい世界から離れたくない。

朝の国の実装は今冬を目指しているそうですね。「果てしない冬の山」のように韓国で冬実装、ローカライズを経て来年の春以降には日本でも公開されるでしょうか。
その頃には、心置きなく遊べるようにならなければなぁ…
あぁ、そうだ、カーマスやドリガン、そしてラットに行った時のことも、それまでに書き上げなきゃ。


はぁ~めっちゃ時間かかっちゃった…(^^;)
目まいは少し感じるけど…気合いでごまかしたっ!
まだまだたくさん語りたいことはありますが、今日はひとまずここで終わりますね(^^)